2013/06/08

種ラボ マナビバ 【日本舞踊入門WS】 6/8当日の報告☆



はじめましての人は、「はじめまして」。
いつもお世話になっている人は、「いつもお世話になっています」。
種ラボマナビバ主催の尾花藍子です。

種ラボマナビバとは?http://tanelab83.blogspot.jp/




種ラボ マナビバ第一弾!

【日本舞踊入門WS】 ☆



講師のあっこさんは9歳から日舞を始めて、現在も藤間流の踊り手として舞台に立っています。


初めて日本舞踊を習う人ばかりで、
まずは、教えてもらいながら浴衣の着付けを行いました。


 
 


個人的には日本舞踊は練習でも着物をキチッと着ているイメージだったので、
浴衣でOKなのが少し意外。

帯の締め方、いろいろ勉強になったー。
型決まってるけど、洋服のようにアレンジしていいものなのね。楽しい(^^)

帯を締めると自然と背筋がシャンとして、凛とした気持ちになります。



背筋がシャンとしたところで、稽古開始!


『さくらさくら』は、
こどもの踊り手が一番最初に習う振付だそう。
2時間半で約3分の曲の振付を覚えて一人で披露するまでいきましょう。


まず、お扇子の扱い方から。

「カルチャースクールなどで、お扇子を開く動作を振り付けだって解釈してる先生がいるけど、私は違うとおもう。お扇子を開く動作は、『挨拶』なの。自然にできるようになりましょう。」

と、あっこ先生。






全然スムーズにできず。
もたもたしてしまいます、先生。
練習します、先生。
 


『挨拶』が終わったら、振り付けを覚えていきます。

曲を流すデッキは懐かしいカセットデッキ!
カセットデッキ以外はあまり使わないそうな。

まず、曲を全部通して先生がお手本をみせて、生徒がみようみまねでついていく。







「日本舞踊は教えてもらうものではなく、
真似て覚えていくもので、真似ることで観察眼を養うことにもつながるの。」

とあっこ先生。

初めての人には、ついていくのがやっと。


独特な日本的な『間』で振り付けされてるので、
カウントやリズムでダンスをやってきた人は悪戦苦闘。


なんとか振りを覚えて、一人ずつ披露して終了!






日本舞踊は、
ひとつひとつの振りに明確なイメージがあって、
緻密に組み合わされた振付で、
シンプルで完成度が高く、洗練された美しさを感じました。

踊り手の『間』のとりかたで、踊りの質が変わってくる振付。

もっと練習したいと想いました。

『日本の古き良き心ってなんだろう?』
そんなことを考える時間でした。

日本人なら、一度は触れておきたい日本舞踊。
引き続き、日舞WSは続きますので、是非一度足を運んでみてください☆

次回開催をお楽しみに!☆