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種ラボマナビバ主催の尾花藍子です。
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種ラボ マナビバ第一弾!
【日本舞踊入門WS】 ☆
講師のあっこさんは9歳から日舞を始めて、現在も藤間流の踊り手として舞台に立っています。
初めて日本舞踊を習う人ばかりで、
まずは、教えてもらいながら浴衣の着付けを行いました。
個人的には日本舞踊は練習でも着物をキチッと着ているイメージだったので、
浴衣でOKなのが少し意外。
帯の締め方、いろいろ勉強になったー。
型決まってるけど、洋服のようにアレンジしていいものなのね。楽しい(^^)
帯を締めると自然と背筋がシャンとして、凛とした気持ちになります。
背筋がシャンとしたところで、稽古開始!
『さくらさくら』は、
こどもの踊り手が一番最初に習う振付だそう。
2時間半で約3分の曲の振付を覚えて一人で披露するまでいきましょう。
まず、お扇子の扱い方から。
「カルチャースクールなどで、お扇子を開く動作を振り付けだって解釈してる先生がいるけど、私は違うとおもう。お扇子を開く動作は、『挨拶』なの。自然にできるようになりましょう。」
と、あっこ先生。
全然スムーズにできず。
もたもたしてしまいます、先生。
練習します、先生。
『挨拶』が終わったら、振り付けを覚えていきます。
曲を流すデッキは懐かしいカセットデッキ!
カセットデッキ以外はあまり使わないそうな。
まず、曲を全部通して先生がお手本をみせて、生徒がみようみまねでついていく。
「日本舞踊は教えてもらうものではなく、
真似て覚えていくもので、真似ることで観察眼を養うことにもつながるの。」
とあっこ先生。
初めての人には、ついていくのがやっと。
独特な日本的な『間』で振り付けされてるので、
カウントやリズムでダンスをやってきた人は悪戦苦闘。
なんとか振りを覚えて、一人ずつ披露して終了!
日本舞踊は、
ひとつひとつの振りに明確なイメージがあって、
緻密に組み合わされた振付で、
シンプルで完成度が高く、洗練された美しさを感じました。
踊り手の『間』のとりかたで、踊りの質が変わってくる振付。
もっと練習したいと想いました。
『日本の古き良き心ってなんだろう?』
そんなことを考える時間でした。
日本人なら、一度は触れておきたい日本舞踊。
引き続き、日舞WSは続きますので、是非一度足を運んでみてください☆
次回開催をお楽しみに!☆